2014年8月29日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、韓国メディアはセウォル号事件後、韓国で移民相談に訪れる人が急増していると伝えた。
韓国外交部の統計によると、2013年にデンマークに暮らす韓国人は538人で、2011年の293人から83.6%も増えた。
そのうち永住権獲得やビジネスなどを目的に長期定住する韓国人の割合が、120人から358人と3倍近く増加したためだ。
オランダでは、永住権を獲得した韓国人が2年間で38.9%増加し853人となった。
ノルウェーでの永住権を得た韓国人は26%増えて182人になっている。
韓国大手の移民交流サイトには、北欧移民に関する質問が毎日4~5件ある。
デンマークの技術移民や、7000万~1億ウォン(約700万~1000万円)の財政保証で得られるスウェーデンの事業移民に関する質問が多い。
移民法律コンサルタントの弁護士は「北欧の場合、医師や工学博士などの専門職は受け入れられやすい」
と指摘する。
一方で米国やカナダを移民先に選ぶ韓国人は減少傾向にある。
外交部の統計では、米シアトルの韓国人は1.8%減った。
移民仲介会社の経営者は、「これまで米国、カナダ、オーストラリアへの移民を主に取り扱っていたが、最近では業務の約半分が北欧に移った。特にセウォル号事件後は移民相談が2倍以上増えている。韓国社会に失望して移民を決意する人が多い」
と語っている。
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アルファルファモザイク
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