1 名無し募集中。。。@\(^o^)/ :2015/04/18(土) 08:57:39.80 0.net
2011年6月4日、僕は事故にあった。場所は地下鉄赤坂駅千代田線のホームで、泥酔したあげく電車にはねられるという(といっても、自分からぶつかっていったのだが)という大事故だった。
ケガの名称は「開放性頭蓋骨骨折・脳挫傷」。簡単にいえば、頭がぱっくりと割れて、脳みそが飛び出したということになる。
飛び出した脳みそは宙を舞い、地面に強打。さらに、割れた頭蓋骨が突き刺さるというひどい状態だった。
が、詳細は後述するが、偶然に偶然が重なり、僕は運良くこの病院で、九死に一生を得ることになる。
ちなみに入院期間は、6月4日から7月7日の約1ヶ月間だった。「脳挫傷」で「深昏睡状態」といえば普通は即死。
もし生き返ったとしても、ほとんどは植物状態になって、本来の活動ができるようになるには、十年以上かかるといわれているから、自分の場合はよほどの幸運だったのだろう。
(中略)
手術は大きくわけて、二回行われた。はじめは、当然のことだが、事故当日に。二回目は入院から約2週間後に、人工頭蓋骨を装着するために。
事故を起こした日、病院に運び込まれたのは砕けた頭部と脳みそだけだった。が、幸運だったのは、その日の当直が研修から昇進したばかりの若い医者だったということだ。
「若い」というのは無謀というか、チャレンジ精神旺盛というか、その医者はとりあえず、脳みそを頭のなかに戻してみようと思ったらしい。
もちろん、普通に考えたら、ほぼ即死状態の人間を生き返らせようなどと考えるわけがない。
よくて植物状態、せめて家族が到着するまで命だけはどうにかしよう、と思うのが自然だと思うのだが、僕を担当した医者は、そうは考えなかったようだ。
だからその日の手術は、脳みそを元に戻して、頭皮を縫い合わせただけだ。そしたらなんと僕は奇跡的に息を吹き返したらしい。
まるで、パソコンのハードディスク交換みたいな話だが、本当の話だ。ただ脳みそを頭に戻しただけで、僕は生き返った。だから意識を失っていたのも、たった数日間だった。
ただしその間、三途の川は渡りかけたし、白黒の点描画だけで構成された幻覚の世界にも迷い込んだりしたが。
(続きはリンク先をお読みください)
その1
http://storys.jp/story/9774?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その2
http://storys.jp/story/9812?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その3
http://storys.jp/story/10183?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その4
http://storys.jp/story/10182?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
ケガの名称は「開放性頭蓋骨骨折・脳挫傷」。簡単にいえば、頭がぱっくりと割れて、脳みそが飛び出したということになる。
飛び出した脳みそは宙を舞い、地面に強打。さらに、割れた頭蓋骨が突き刺さるというひどい状態だった。
が、詳細は後述するが、偶然に偶然が重なり、僕は運良くこの病院で、九死に一生を得ることになる。
ちなみに入院期間は、6月4日から7月7日の約1ヶ月間だった。「脳挫傷」で「深昏睡状態」といえば普通は即死。
もし生き返ったとしても、ほとんどは植物状態になって、本来の活動ができるようになるには、十年以上かかるといわれているから、自分の場合はよほどの幸運だったのだろう。
(中略)
手術は大きくわけて、二回行われた。はじめは、当然のことだが、事故当日に。二回目は入院から約2週間後に、人工頭蓋骨を装着するために。
事故を起こした日、病院に運び込まれたのは砕けた頭部と脳みそだけだった。が、幸運だったのは、その日の当直が研修から昇進したばかりの若い医者だったということだ。
「若い」というのは無謀というか、チャレンジ精神旺盛というか、その医者はとりあえず、脳みそを頭のなかに戻してみようと思ったらしい。
もちろん、普通に考えたら、ほぼ即死状態の人間を生き返らせようなどと考えるわけがない。
よくて植物状態、せめて家族が到着するまで命だけはどうにかしよう、と思うのが自然だと思うのだが、僕を担当した医者は、そうは考えなかったようだ。
だからその日の手術は、脳みそを元に戻して、頭皮を縫い合わせただけだ。そしたらなんと僕は奇跡的に息を吹き返したらしい。
まるで、パソコンのハードディスク交換みたいな話だが、本当の話だ。ただ脳みそを頭に戻しただけで、僕は生き返った。だから意識を失っていたのも、たった数日間だった。
ただしその間、三途の川は渡りかけたし、白黒の点描画だけで構成された幻覚の世界にも迷い込んだりしたが。
(続きはリンク先をお読みください)
その1
http://storys.jp/story/9774?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その2
http://storys.jp/story/9812?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その3
http://storys.jp/story/10183?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
その4
http://storys.jp/story/10182?to=story&referral=pc_story_sidebar&context=author_other
アルファルファモザイク
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