2015/03/03

卒業式に、制服の第2ボタンを渡すのはなぜ?


1coffeemilk ★ 2015/02/25(水) 23:43:26.37 ID:???.net

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2月の終わりとともに春がやってきますが、春は別れの季節でもあります。

間近に卒業式をひかえた学生さんは、いろいろな感情が入り混じった、心落ち着かない日々を過ごしていることでしょう。



卒業式で思い浮かぶ青春の一ページと言えば、「好きな人から第2ボタンをもらう」という風習がありますよね。一体この風習、いつからあったのでしょうか? 

そして、なぜ第2ボタンなのでしょうか? 知っているようで意外と知らない「卒業式の第2ボタン」の秘密を探ります。





いまどきの女子中高生の間でも「第2ボタン」は根強い人気だそう!





今も変わらず、女子中高生の半数が「第2ボタンもらいたい」



「制服の第2ボタンなんて古いのでは?」などと思う方もいらっしゃるでしょうが、意外とそうでもないのです。

女子中高生を対象とした「卒業式に関する意識調査」※では、「卒業式の時、異性に記念にもらうとしたら何が欲しい?」という質問に対して、54%が「第2ボタン」と回答。

いまどきの女子中高生の間でも「第2ボタン」は根強い人気なのです。



おそらく、今の学生の親御さん世代でも、卒業式で第2ボタンをもらうという風習はあったと思いますが、一体いつから始まったのでしょうか?

>>2013年1月/『GIRL'S TREND研究所』調べ





■始まりは軍服の第2ボタン



第2ボタンを大切な人に渡すというルーツは、1960年に公開された『紺碧の空遠く』という映画のワンシーンからきています。

戦時中、主人公は神風特攻隊に出撃が決まり、もう生きて帰ってくることはない、と誰もが心の中に悲しみにたたえながら物語は進みます。



特攻隊に志願した若き練習生は、好きな女の子には何かを渡しておきたいという思いから、出撃前に軍服の第2ボタンを引きちぎって渡します。軍服は国からの支給品、つまり天皇からの支給品です。

第1ボタンをあげてしまうとだらしなく見えるので、彼女に託したのが第2ボタンだったのです。この感動的なシーンがもととなり、以降「卒業式の第2ボタン」が定着したといわれています。





■5つのボタンに込められた意味



また、学ランのボタンは5つありますが、それぞれのボタンに込められた意味を調べたところ、

1番上のボタンは自分

2番目のボタンは一番大切な人

3番目のボタンは友人

4番目のボタンは家族

5番目のボタンは他人……という意味があるようです。



昨今の制服事情を見ると学ランは減ってきており、ブレザーの学校が増えてきているため、第2ボタンをもらうことは難しくなってきているといえます。逆の見方をすれば、だからこそ第2ボタンへの憧れは強いといえるのかもしれませんね。



とはいえ、今が「青春真っただ中!」という中学生、高校生にとって、卒業式での甘酸っぱい経験は生涯の思い出となるはず! ぜひがんばってほしいですね。



http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9824783/







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