インドネシアの熱帯雨林の奥地で、卵ではなくオタマジャクシを産む新種のカエルを世界で初めて確認したとの研究論文が、12月31日に米オンライン科学誌「プロスワン(PLOS ONE)」で発表された。
アジアに生息する「牙を持つカエル」に分類されるこのカエル(学名:Limnonectes larvaepartus)は、インドネシア出身の科学者ジョコ・イスカンダル(Djoko Iskandar)氏によって10年前に初めて発見された。
科学者らは長年、この特異なカエルがオタマジャクシを産んでいる可能性が高いと考えてきたが、交接や出産の様子が直接観察されたことはこれまでなかった。
だが、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)などの研究チームは最近、このカエルの繁殖行動に関する新たな証拠を発見した。同大の爬虫類学者、ジム・マクガイア(Jim McGuire)氏はある夜、インドネシア北部スラウェシ島(Sulawesi Island)の熱帯雨林を探索中に、雄とみられる1匹のカエルをつかまえた。だがこのカエルは実際には雌で、生まれたばかりのオタマジャクシを十数匹連れていることが分かった。
マクガイア氏は「世界中に生息する6000種以上のカエルのほぼ全ては、抱接(ほうせつ、カエルの交接時の抱擁)で雄が雌に抱きつき、雌から卵が放出されている最中に雄が米青子を放出する体外受精を行っている」と説明する。
「この新種のカエルは、体内受精を進化させた10種か12種しかいないカエルの仲間で、その中でも、子ガエルや受精卵ではなく、オタマジャクシを産む唯一の種だ」
<参照>
PLOS ONE: A Novel Reproductive Mode in Frogs: A New Species of Fanged Frog with Internal Fertilization and Birth of Tadpoles
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0115884
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
http://www.afpbb.com/articles/-/3035518
アジアに生息する「牙を持つカエル」に分類されるこのカエル(学名:Limnonectes larvaepartus)は、インドネシア出身の科学者ジョコ・イスカンダル(Djoko Iskandar)氏によって10年前に初めて発見された。
科学者らは長年、この特異なカエルがオタマジャクシを産んでいる可能性が高いと考えてきたが、交接や出産の様子が直接観察されたことはこれまでなかった。
だが、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)などの研究チームは最近、このカエルの繁殖行動に関する新たな証拠を発見した。同大の爬虫類学者、ジム・マクガイア(Jim McGuire)氏はある夜、インドネシア北部スラウェシ島(Sulawesi Island)の熱帯雨林を探索中に、雄とみられる1匹のカエルをつかまえた。だがこのカエルは実際には雌で、生まれたばかりのオタマジャクシを十数匹連れていることが分かった。
マクガイア氏は「世界中に生息する6000種以上のカエルのほぼ全ては、抱接(ほうせつ、カエルの交接時の抱擁)で雄が雌に抱きつき、雌から卵が放出されている最中に雄が米青子を放出する体外受精を行っている」と説明する。
「この新種のカエルは、体内受精を進化させた10種か12種しかいないカエルの仲間で、その中でも、子ガエルや受精卵ではなく、オタマジャクシを産む唯一の種だ」
<参照>
PLOS ONE: A Novel Reproductive Mode in Frogs: A New Species of Fanged Frog with Internal Fertilization and Birth of Tadpoles
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0115884
※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで
http://www.afpbb.com/articles/-/3035518
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アルファルファモザイク
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