2014/12/06

円安120円台:食品値上げ、家計圧迫 輸入牛肉3割高



円相場が1ドル=120円台と約7年4カ月ぶりの円安水準に下落し、急ピッチで進む円安が食料品の価格を押し上げている。牛肉やサケなど輸入に頼る食材が高騰し、年明け以降も即席麺やアイスクリームなど輸入食材を使う食料品が相次いで値上げされる。

今年4月の消費増税で負担が増している家計をさらに圧迫しそうだ。



「買い物のたび食料品が高くなったと感じる。生活は苦しくなった」。

男児2人を育てる東京都内の女性(33)は5日、スーパーで品定めしながらぼやいた。

総務省の小売物価統計によると、11月中旬の輸入牛肉価格(東京都区部)は100グラム253円。2年前の2012年11月から約3割上昇した。

サケやレモンも3割程度値上がりし、秋以降は輸入品が店頭に並ぶカボチャは4割超上昇した。

12年11月の円相場は1ドル=80円程度で推移していた。翌月に安倍晋三政権が発足し、アベノミクスが掲げる「大胆な金融緩和」を見込んだ円安が進み、歩調を合わせるように輸入食材の価格が上昇した。

 食品メーカーも相次いで値上げに踏み切っている。「日東紅茶」ブランドを展開する

三井農林はティーバッグ17品目を来年3月2日納品分から5~10%値上げする。

インド産などの茶葉高騰と円安が響いた。同社は「価格を16年半据え置き、企業努力を続けてきたが、急激な円安は限界を超えている」と説明。

日清食品は「カップヌードル」など即席麺を来年1月から、ロッテなどはアイスクリームを3月から値上げする。



※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで

http://mainichi.jp/select/news/20141206k0000m020120000c.html









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