8月30日放送の「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)で、ビートたけしが教育制度と予備校のあり方に疑問を呈した。
この日の放送では「代ゼミ7割閉鎖の寂しき理由」と題し、金ピカ先生こと元代ゼミ講師の佐藤忠志氏が代ゼミ衰退についてコメントした。
佐藤氏は、代ゼミ衰退の最大要因は人口の減少と、浪人してまで大学に入らなくなった「現役志向」が重なったことであると指摘している。
スタジオでは、毎日新聞論説委員の福本容子氏が代ゼミの衰退について「若い世代の人口が減っていくと言うのは、前からわかっていたわけですよね」と前置きをし、若者向けだった音楽教室などは大人向けの音楽教室に切り替えるなどして新しい顧客を掘り起こす努力をしてきているが、代ゼミはそこを怠ったのではないかと指摘した。
続いて、安住紳一郎アナウンサーが「比較的浪人生のための授業を代ゼミが展開していたこともあるようですけども、やはり学生の…」とコメントしている際、たけしは「小学校とか中学校のこういう予備校とか受験校ってのは『闇』だよね」と、突如、シリアスな話を始めた。
この発言を予想していなかったのか、「闇?」と安住アナは訊きかえす。
たけしは続けて「だって、教育制度があって、小中で国がお金出して教育してるのに、それ以外に教育で食おうとしてるのは、闇米みたいなもんじゃん」と、自身の発言に説明を加えた。
たけしの意見はこれだけにとどまらず、「おかしいじゃん。今までのゆとり教育だとか、いろんなこと言って、文科省が言った教育で、そのまま高校・大学と受けなきゃいけないのに、なんでサブでそんなものを作んなきゃいかないのか」「それにお金取るのもおかしいし」と教育の現状と予備校のあり方に納得いかない様子だ。
さらに、「今、東大生の親の年収がいくらってほとんど出てて、金持ちの子どもしか大学に行けないのは、おかしいよ」と、子供の学歴が親の年収に左右されている現状に憤った。
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アルファルファモザイク
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